アメリカと日本の違い!文化編~チップの金額など~
旅行で苦労するのが文化の違い。
空港やホテルなど多くの外国人が利用する施設ならまだしも、旅行先のローカルなレストランで、もしも失礼なことをしてしまったらどうしよう?と心配になることもありますね。
とくに日本を含めたアジア圏と、アメリカをはじめとする欧米圏では文化の違いが大きく表れます。今日は、そんな文化の違いの中でもとくに代表的な部分を掘り下げてご紹介したいと思います。アメリカに行く前には必読です!
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アメリカで日本人が一番困る場面はチップの支払い!
やはりアジアと欧米の文化で一番大きな違いは、チップ制度です。
そもそもチップ制ではないアジア人にとっては、お給料が出ているのにさらにチップを上乗せすることが理解できないかもしれませんね。
しかしアメリカでは、チップというのは労働者にとって大きな収入源となっており、サービス業に従事する人々にとっては欠かせない存在です。お給料自体はそこまで高くないけれど、チップがあるからある程度の収入があるという人は多くいます。
まず、どういう場面でチップが必要になるのか?という質問をよく聞きます。私もアメリカ旅行に慣れない時には、「ここでチップは払ったほうがいいのかな?」といつも疑問でした。
しかし、考え方は簡単。「自分がサービスを受けたとき」です。もっと具体的に言うと、レストランで食事をした時、タクシーに乗った時、旅行先でツアーに参加した時などです。目に見えないサービスに対してチップが発生するので、単純な物の売買のみのスーパーやお土産屋さん、ファーストフード店などのお店ではチップを払う必要はありません。
画像引用:http://cdn2.hubspot.net/
よくチップは、日本語にすると「心づけ」と言われますが、実際のところチップの支払いはもはやマナーを通り越して、義務です。日本では感謝の気持ちをお金で表すことを避ける傾向にありますが、アメリカではむしろお金(=チップ)で表すことがスマートなのです。
アメリカ旅行をした際には、まずレストランとホテルのチェックアウトを押さえておけば、最低限のチップの払い忘れは防げるでしょう。ただし、チップを渡し忘れたからと言ってとくに咎められることはありませんので、ご安心ください!
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アメリカでのチップの適当な金額は?
チップを払う場面が分かったところで、もっとも頭を悩ませるのがいくら払えば良いのか?ではないでしょうか。
ここでは私がアメリカで生活していて身についた、簡単な目安を紹介したいと思います。まず、ランチは合計金額の10~15%です。ディナーは合計金額の18~20%を目安にするといいでしょう。とくにディナーでお酒を飲んでいる場合には、20%が一般的です。
画像引用:http://www.antifoodie.com/
支払いの方法は、クレジットカードの場合はチップ金額を書く欄があるので、そこに任意の金額を記入して決済します。現金払いの場合は、単純にチップを上乗せするか帰る時に、テーブルにチップだけ置いていきましょう。ウェイターの接客態度などによって、若干前後させることはもちろんOKですが、チップを全く支払わないのは、マナー違反です。
タクシーを降りるときは、そのままチップをドライバーに渡せばOK。こちらも目安は10%です。ホテルのチェックアウトの際はお部屋のサイドテーブルに、1泊2~3ドルを置いておくのが妥当です。
そして現地でツアーに参加した場合は、ドライバーに一人2~3ドル、もしくは2人で5ドルが目安です。もしガイド付きであれば、ガイドには同額かそれより数ドル追加して渡すこともあります。ここでのチップは、ツアーの最後に手の中にチップを忍ばせて握手をし、「Thank you」という言葉を添えて渡せれば、かなりの上級者ですよ!
最後に注意したいのが、チップは必ず紙幣で渡すということ。よく使い切れそうもない小銭を集めて支払ってもいいの?と聞かれますが、それはNG。重くなったお財布の整理のために小銭で払うと、サービスに不満があるという意味に捉えられてしまいますよ!
おわりに・・・
チップの基礎知識をご紹介しましたが、いかがでしたか?私も最初はとても戸惑いましたが、慣れれば何でもありません!心配な方は、日本で両替をする時に、1ドル札を多く入れてもらうと簡単。チップの支払にもたついても、マナーを守ろうとする気持ちが伝わります。あまりビクビクせずに旅行を楽しんでくださいね!
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