アメリカのお土産で機内への持ち込み禁止は?検疫について
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海外トラブル
楽しかったアメリカ旅行を終えて、あとは飛行機に乗って帰るだけ!と思っても、まだまだ油断なりません。
アメリカの空港はどこも手荷物検査が厳しく、時には鞄の中身をひっくり返して持ち物をひとつずつ検査されることもあります。
そして荷物のパッキングやお土産のチョイスをひとつ間違えてしまうと、せっかくたくさん買ったお土産を空港の手荷物検査場で没収されるという悲劇が起こることも・・・!!
ただし、簡単なルールを守っていれば、そんな悲しい目に遭うこともありません。事前にしっかりと機内への持込禁止品と検疫についての知識を身につけておきましょう!
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アメリカのお土産で機内への持ち込み禁止は?
まず機内への持込禁止品の代表例としては、ご存知の通り液体類ですね。
とはいえ、液体は規定の分量さえ厳守していれば、没収されることはありませんが、①100ml以下の容器に入っていること、②すべての容器をジッパー付きの透明な袋に入れること、という規定があります。
画像引用:http://c7f4bff7e57fb1b6e1d01179.wonderworkingwor.netdna-cdn.com/
普段使いの目薬や液体薬品などであればもちろん問題ありませんが、アメリカの代表的な液体のお土産は、酒類やハチミツ、シロップ、缶詰、香水、ハンドクリームやローションなどが挙げられますが、こういったものはほとんど100ml以上の容器に入っています。
そのため該当しそうなお土産品は手荷物にせず、スーツケースの中にしまい、航空会社への預け荷物とすることを強くおススメします!
ちなみにチョコレートなどの溶けたら液体になるものも、機内持ち込みができない場合が稀にあるのでこれも航空会社への預け荷物にするのが無難でしょう。
余談ですが、ビンに入っているような液体類はタオルや衣類などで包んでおき、割れないように対策をしておくことも大切ですよ。そして最近では制限を越えた場合には$50~$75ほどの超過料金が取られることが多いので、預け荷物の重量にも注意しましょう。
画像引用:https://img0.etsystatic.com/
そして次に意外と見落としがちなのが、刃物などの尖った製品。メイク用の小さなハサミなども対象となります。もしペーパーナイフやカトラリーセットなどをお土産用に購入した場合は要注意!こちらもスーツケースにしまっておきましょう。
ちなみに喫煙用のライターは上記の2つとは反対で、スーツケースに入れて航空会社への受託荷物にすることはできないので、これもうっかりしまってしまわないようにしましょう。ライターは一人ひとつだけ機内に持込が可能です。もしお土産に購入していた場合は、他のお土産品と一緒になっていないか要チェックです!
また利用する航空会社によって規定が異なることもあるので、出発前に航空会社のホームページを確認しておくのが安心ですよ。
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検疫について知っておこう!
そもそも検疫がどんな役割を果たしているかと聞かれて、すぐに答えれる人は少ないでしょう。
検疫所は海外から持ち込まれたものから、人体や動植物に対しての感染症を防ぐための衛生上の管理をしている機関です。
そんな大げさなと思うかもしれませんが、アメリカから買ってきたお土産も検疫の理由から持ち込み禁止とされているものもあります。
画像引用:http://media.bizj.us/
その代表例はビーフジャーキーです。とくにハワイなどのお土産でついつい買いたくなってしまいますが、ここはぐっと我慢。
なぜなら検査証明書という日本向けの証明書が添付されていても、持込が禁止されています!そのほか牛、豚、鶏などのハムやソーセージなどの食品や毛皮などの工芸品も動物検疫の対象とされています。
多くの国で家畜の病気が発生しているため、肉類の持ち込みはほとんどできないと思っておいたほうが間違いがないでしょう。
肉類以外にも植物や果物は植物検疫の対象となりますので、現地で購入したものがある場合には正直に申告し、検査を受けましょう。
画像引用:https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/
もちろん行き先や植物・果物によって規定は異なりますし、免税店で購入したからと言って、必ず日本に持込ができるとは限りませんので、全てを把握し覚えることははっきり言って不可能です!その都度、尋ねるのが一番いい方法でしょう。
では、いったい検疫はどこで受ければいいの?という疑問が湧いてきますが、それは簡単!空港です。日本へ帰る飛行機の機内で配布される、もしくは到着ロビーにおいてある黄色の短冊状の用紙で自分の持ち物に関して申告する「税関申告書」というものがありますが、その裏面に持ち込み禁止や規制に関しても案内があります。
該当する方はこの用紙を提出する際に、税関職員の方に相談してみましょう。申告漏れや虚偽の申告などが発覚した場合には、罰せられることだってあるんですよ!こういった事態になっては、旅行気分も台無しですね。サーモンジャーキーなどの魚類加工品は検疫規制対象となっていないため、お土産にはこういったものを選ぶといいでしょう。
旅行先で食品や工芸品などのお買い物をする際には、なるべく健全なお店を選び、知識のある店員さんがいるお店だと尚更安心です。検疫の意味を理解し、ルールを守って海外旅行をすることが大切です。
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